塗り替え時期の目安
外壁塗装の塗り替え時期は、築10年目が目安
塗り替えの時期は、場所や建物の状態・塗料の種類によっても異なりますが、目安は外壁で7~10年、屋根で6~8年と言われています。
また近年の気温上昇により、昔に比べて塗膜の劣化が早まってきています。
壁をさわったら手に白い粉がつく・ひび割れ・変色している・カビやコケが生えている・ 塗膜のはがれ・・・ これらが見られれば「塗膜の保護機能」が低下しており、放置すると内部にまで腐食が進んでしまうこともあります。
素地の劣化を最小限にくいとめ、早めに塗り替えを行う事は、 結果的に建物の寿命を延ばすだけではなくメンテナンス費用を抑えることにもなります。
何故塗り替えが必要なのか?
家の屋根材や外壁材には塗料が塗られており
塗膜の防水機能によって雨水の浸入を防いで家を守っています
屋根や外壁は、常に雨風や紫外線、砂埃などにさらされています。立地環境によっては、塩分を含んだ潮風にもさらされています。このような外的要因で家は少しずつ劣化していき、ひび割れやチョーキング現象などを起こします。
劣化をそのままにしておくと、防水機能がなくなり、雨風や紫外線が直接当たって建物内部に侵入してきます。そうなると、建材や土台が腐食し、家全体が傷んでしまうのです。
塗装本来の目的は、雨水が侵入しないように塗装によって塗膜を作り家を守ることです。ただ外観をきれいにしたい、イメージチェンジをしたいという美観だけが目的ではないのです。
塗装で家を守れば、家の寿命を延ばすことができます。生涯安心して暮らせる家にするためには、定期的な塗り替えメンテナンスは大切なことなのです。
ひび割れ(クラック)とは
髪の毛程のひび割れをヘアークラック、それ以上の大きさのひび割れをクラックといいます。家の歪みや地盤沈下、気候(寒暖)の変化によっておこる現象です。チョーキングとは
外壁の塗膜が長年、太陽の光や熱、雨風、砂埃などにより劣化している状態をチョーキングといいます。
家の外壁の日当たりの良い場所等を触ってみて、手のひらいっぱいにチョークの粉のようなものが付着すれば塗膜の保護機能がなくなってきています。カビ・コケの発生
日光があまり当たらない壁面や湿度の高い場所で生じやすいです。又、塗料に含まれる防かび剤の薬効がなくなってきた場合にも、発生しやすいです。